2020年04月17日
ホームページ制作について
ホームページ制作において、SSL化は当たり前になってきましたが、
SSLとは結局何なのか、どうして必要なのか、理解しておきたいことをまとめました。
SSLとは
SSL(Secure Sockets Layer)とは、
インターネット上でのデータの通信を暗号化し、盗聴や改ざんを防ぐ仕組みのことです。
通常インターネット上で送受信されるデータは暗号化することができず、盗聴や改ざんを防げません。
そのため、お問い合わせや個人情報の入力を求める各種フォームを備えるウェブサイトには、SSLへの対応が必須とされています。
訪問者の見え方、影響
Googleは2018年7月にリリースした「Google Chrome 68」から、HTTPS対応されていないホームページを表示した場合、アドレスバーに通信が安全でないことを通知するラベルを表示するように仕様を変更しました。
そのため、SSLに対応していないサイトにアクセスするとセキュリティの警告表示がされます。
ウェブページを開いたときに出る左上のアドレスバーのところに、「https」と表記されていれば、そのサイトはSSLに対応しているということになります。
逆にSSLに非対応のサイトは、「保護されていない通信」表記されてしまっています。
警告表示をみた訪問者の中にはセキュリティを心配して離れてしまう人も出てくるでしょう。
警告表示による離脱を防ぐためにもSSLの対応が必要になります。
検索エンジンの影響
SSLはSEOにも関係があり、SSLに対応しているとホームページが検索エンジンの上位に表示されやすくなります。
Googleは2014年8月に、HTTPS対応のホームページの検索表示順位を
未対応のホームページより優遇すると発表しています。SSL化がされているホームページは、
Googleをはじめとする検索エンジンから、ユーザーが安心して使える信頼のおけるコンテンツであると高く評価されます。
その結果、SSL化がなされているサイトは、そうでないサイトよりも検索結果の上位に表示されやすくなり、アクセス数を伸ばすことができるようになります。
ただ、SSL化したから必ず検索順位が大きく伸びるかといえば、そうではありません。
あくまでも最重要はコンテンツの質です。 実際に、93%ものWEBサイトが導入していることを考えると、SSL化はこれからの時代、導入されていて当たり前。導入していないことで検索順位が落ちると考えるほうが合理的でしょう。
常時SSL対応してます
常時SSLとは、ホームページのお問い合わせや個人情報入力フォームなど特定のページだけでなく、その他すべてのページをSSL化することです。一部のページのみ導入であれば、検索エンジンにおいては安全でないサイトと認識されてしまいます。
結果として検索順位へ影響します。またユーザーも、常時SSLに対応していないウェブサイトに対して不安感を抱いてしまい、客足が遠のいてしまう可能性もあります。
システムグラフィでは常時SSLに対応しております。
ホームページを運営していくなかでもセキュリティ対策は大切です!
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